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お知らせ

首都圏における風疹急増に関する緊急情報について

日本公衆衛生学会会員の皆様

千葉県及び東京都で風疹の報告が急増しています。
拡大要因は現在調査中で、数か所で施設内複数感染が発生していますが、
以前のコンサートでの麻疹集団感染のような一つのイベントでの感染拡大ではないようです。
また、33週(8月13日~19日)はさらに増加を認めることから、
このまま全国へ波及するのかは予断を許さない状況と考えられます。
他の地域におかれましても発生動向を注視していただければと思います。
CRS(先天性風疹症候群)は予防可能な疾患です。
発生は公衆衛生の敗北です。
対策に留意されるよう切にお願いいたします。

<現状と対策>
1)これまでワクチン接種が十分でなかった30-50代の男性を中心にり患している。
2)一方で、女性でも男性よりは少ないものの20代の女性を中心に患者発生が見られている
3)CRSの発生予防のためには妊婦および妊娠の可能性のある女性だけではなく、
  接触の可能性のある成人男性を含めた注意喚起と早急な対策が必要である。

千葉県の情報
https://www.pref.chiba.lg.jp/eiken/c-idsc/documents/201833rubella.pdf

東京都の情報
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/rubella/rubella/

感染研の発表
https://www.niid.go.jp/niid//images/idsc/disease/rubella/2018pdf/rube18-33.pdf

https://www.niid.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/rubella-top/2145-rubella-related/8266-rubella180821.html

報道発表
https://mainichi.jp/articles/20180822/k00/00e/040/298000c
https://www.asahi.com/articles/ASL8N6VDCL8NULBJ00R.html